トビラノのブログ

毎日エッセイを書いています

黄金の犬 - 2021年2月11日の日記

 

 

 

午前3時、犬の鳴き声で目を覚ます。庭に出してオシッコさせる。ジョー。オシッコしたあと、いつもは30分から1時間ほど家の中をウロウロ徘徊するのだけど、今日はどうも元気がないようで、部屋に戻ってすぐバタリと床に倒れ込み、そのまま眠った。おかしい、普段はふとんの上でしか寝ないのに。呼吸もいつもより浅い気がするし、心配になってオヤツを口元に差し出しても食べてくれない。

ハッ、と頭に「老衰」の文字が浮かんだ。そうか、この犬はとうとう死んでしまうのか。犬との15年間の思い出がわあっと蘇り、涙が止まらなくなる。せめて最期は看取ってやりたいと思い、犬の隣に座って呼吸を確かめながら静かに泣き続けた。

午前5時、家族が起きてくる。犬の最期が近いことを説明しなければ。朝やで、と犬に声をかけ体を揺すると、

ピョン!

と飛び起きて犬は廊下をスタスタ歩いていき、ギャンギャン鳴き始めた。元気やないか!

 

犬が生きていたので今日は良い1日でした。

 


f:id:tobirano:20210211225228j:image

 

昨日の絵をクレパスで着色、犬が目立つように背景はかなりテキトーに描くようにしてみた。

犬の毛色、全然こんなんじゃないんだけどな〜!こんなに黄金に輝いてないし、白い部分はこんなに純白じゃない。やっぱりクレパス50色は少ないわ。10000色欲しい。

 

 

今日犬を散歩に連れて行ったら、祝日の公園は家族連れで賑わっていて、いろんなちびっ子が犬に興味津々だった。

三頭身の子どもが「わんわん!わんわん!」と叫びながら近づいてきて恐る恐る手を伸ばし、犬の顔に触れたときのキラキラした、すこしだけ緊張した表情、「よかったね〜はじめてワンワンさわれたね〜」と声をかける両親、その一瞬はクラクラするほど眩しい"幸せ"を纏っていた。祝日の公園は危険すぎる。

 

 

坂口恭平『お金の学校』を何度目かの読了。

 

note.com

 

 

何回も読んだのでだいぶ文章が身体に浸透してきていい感じになった。

本人も言ってるけどまさに麻薬のような文章で、読んでるとキマってくる。この人のおかげで、他人にウケることより自分で創ることのほうが何億倍も楽しいと気づいた。だから毎日絵を描いているんですね。

無料だし衝撃的に面白いので寝転びながらでも読んでみるといいと思います。サン・テグジュペリ星の王子さまを寝転びながら読んだりしてほしくないと言ってたけど坂口恭平はたぶん寝ながら読んでも大丈夫。読まなくても大丈夫。