トビラノのブログ

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2秒間の努力 - 2021年4月10日の日記

 

千葉雅也『デッドライン』読んだ。

 ずっと読みたくてワクワクしていたのだが、期待していた以上に面白かった。性について、哲学専攻の修士でありゲイである「僕」の目線で書かれることの全てが、異性愛者とは認めつつも未だになんとなく焦点の定まらない私自身の性的志向にも方向性を与えてくれたような気がした。印象に残ったのは「僕」が小学生のとき好きだった同級生の女子をどのように欲望していたかという部分。矛盾しているようだが極めて重要だ。

女性に「なる」こと(女性への生成変化)を元から女性である私はどのように捉えればいいのかわかんなかったけど、それでも分断された性(性別)を欲望するより「僕が君だとしたら?」という感覚の方がしっくりくるのは異性愛の新しい可能性だと思いたい。

 

デッドライン

デッドライン

  • 作者:千葉 雅也
  • 発売日: 2019/11/27
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

夜寝る前、犬を庭に出してオシッコさせる。その後、家に戻る前にスリッパの裏の土を落としていると、犬が突然背中を丸めてウンコポーズになり、ウッドデッキで大量の下痢便をした。ウンコポーズになってからウンコが出るまで、およそ2秒弱(!)。ウッドデッキが汚れると掃除しにくいのでそれだけは防ごうと、咄嗟に近くの雑巾を広げたが、2秒間の努力も虚しく一部はデッキの上にベチャリ。さらにデッキから降りて地面で再び下痢をした。ウンコポーズで気張るのは相当足腰に負担がかかるらしく、便を出し切ったあとは力が抜けた様子でヒョコヒョコ歩いていた。その姿はあまりにも老犬だった。